お姉ちゃんは、4週目火曜日もまだ学校へ行けません。
2週目の土日が、ママが睨んでいたストレスの引き金、プロの先生による特別のレッスンでした。
だから、日曜日の夜、ママはお姉ちゃんにいいました。
「明日から行けるかなぁ」
お姉ちゃん「うん」
ママ「きつかったらすぐに迎えに行くからね」
そして、よく朝、お姉ちゃんはリンゴとナシを少しだけたべて、心許なげに、車で登校。
車から、降りる時、お腹周りがすっかり厚みを失って、制服のプリーツスカートが、辛うじて、腰骨に引っ掛かっているかのように見えました(涙)。
案の定、給食前に、保健室から連絡があり、すぐに迎えに行きました。
その日は、疲れ果てた様子で、横になりたいというので、翌日、かかりつけの小児科に行きました。
かかりつけ医の診断はこうでした。
「お姉ちゃんのストレスになるようなことで、お母さんが思い当たることがありますか?
メンタルだと思います。よく調べれば、5人に1人はこういうお子さんはいらっしゃるんです。珍しいことじゃないんです。
児童心理に詳しい病院を受診した方が良いと思います。
大病院の紹介状をかきますが、そちらでいきなり診療内科の予約を取り付けるとなると、2〜3ヶ月待つことになりますので、まずは総合診療科で診てもらってください」
と。
メンタル?
つまり、発達障害?
5人に1人?
医師の言わんとすることが、言葉通りには理解できるものの、今ひとつ分からないまま、
「診療内科は、弟2人がASDなので、かかりつけ医がありますが・・・」
というと
「もう お姉ちゃんが 通ってみえるんですか?」
と、医師。
「いえ、お姉ちゃんは一度も…」とママ。
「では、大きい病院で、いろんな疑いを検査してもらってください。総合診療から診療内科に回してもらう方が、スムーズですからね」
とのことでした。
優しい物言いの医師からは、断定的な言葉は聴けませんでしたが、結局は、精神面での特性か疾患を疑われて、大病院で検査をすることになりました。
予約は、もちろん当日というわけには行きませんでしたが、スムーズに取り付けられました。
車で1時間半。
幸いパパの転勤前 住んでいた地域に近い 勝手知ったる地域だったので 懐かしさも伴い さほど苦労ではありませんでした。
問診に始まり、血液検査、尿検査、心電図・・・などなど1日がかりの検査の結果
身体的にはなんの問題もないとのことでした!!