ボクもお兄ちゃんも 食卓に着くまでが なかなか難しいです。
それはまるで 「食に興味がない」という感じ。
ママの仕事が忙しい休日に 食事をテーブルに並べただけで 2人を放っておいたら
何も食べずに 夕方まで レゴで遊んでいたりすることも 過去にありました。
だけど 今 小6のお兄ちゃんは 1年前くらいから「お腹ペッコペコ」という時があって
タイミングがいいとガツガツたくさん食べるようになりました。
しかも 好き嫌いも少ないので わりと食事の準備がしやすいです。
一方 ボクは 和物 炒め物など 食材が混ざり合っているのが見えると拒否。
生野菜にドレッシングも 特別なシチュエーションでの 外食では 頑張って食べれるけど 家ではダメです。
でもなぜか 炒めたものを春巻の皮で包んだり(つまり春巻)餃子やミンチカツみたいに衣や皮が被っていると大丈夫。
視覚的なことで拒否することが多いみたいです。
だけど そうすると脂っこい料理が増えてしまうので 副菜が生野菜サラダにドレッシングをかけて食べるときは
ボクだけ 生の人参とキュウリ(キュウリは栄養ないっていうけど大好き)に塩を少しかけて出すようにしています。
前置きが長くなりましたが・・・。
この前の土曜の朝食の話。
この日は ボクが絶対好きなプリンと 前日にお姉ちゃんが焼いたクッキーと牛乳でした。
ママは最近仕事に追われがちなので すんなりカロリーを摂って欲しいという思いで
どれも好きだからすぐに食べるだろうと思いきや いやいやなかなか・・・。
お兄ちゃんもお姉ちゃんもパパもご飯を食べ終わり それぞれ活動を始めても ボクは歩き回って 興味のあることについて
おしゃべりし続けていました。
そのうち そのことをママから注意されて それをお兄ちゃんにからかわれて・・・。
ボク「ママがいじわるしたー」
とぶつぶつ言い出して ソファに座り込んでしまったのでした。
あぁ〜あ ママはいつもこうなるのが目に見えているのに ついつい 何度かいってきかないから キツい口調になるのでした。
ママ「もういい。ママ 何もいわない」
後悔・・・。
だけど 今日のママは違いました!
急に閃いたのでした!
ママ「ボク プリンなんだけどさ〜 あ〜あ ボクくんに食べて欲しかったなぁ。
もうさ〜 冷蔵庫から出てきて長い時間が経っちゃったからさ〜 ぬるくなって 美味しくなくなっちゃうよ。
あ〜あ〜 ボクくん 食べてくんないのかなぁ。 悲しくなっちゃうよ」
なんと プリンくんの嘆きを聞くが否や ボクの身体がすっくと立ち たちまち席へ。
ボク「食べるよ。食べる」
と!!
見事 完食したのでした。
まぁ 一口ごとに 立ち歩きはしましたけど 食べりゃいい食べりゃ。
実は 少し前から 玄関に脱ぎ散らかした靴に この手を使っていたのです。
ママが「靴くんの嘆き」を呟いたときも
ボク「はっ! ならべる!」って 成功したのでした。
プリンくんの嘆き 大成功の巻でした!