「もう自由にできるんは、あと2日だけって思って、今日と明日はゆっくり休んでください。それで、明後日から学校行こうか」
そう脳神経外科の医師のおっしゃる通り、1週間以上も、“頭のふわふわ”で休んでいたお姉ちゃんは、15日から学校へ復帰しました。
久しぶりに登校する朝は「まだ、昨日とかわらん。ふわふわする」といっていました。
ストレスホルモンとやらは、どんなふうな消え方をするのでしょう。
「だけど大丈夫。学校は行く。朝練（吹奏楽部の）は休む。ママ、学校まで送っていって」といって、少しつらそうな様子だったのですが、車から降りるときは、目をパッチリ開いて、外の顔になっていて、これまでと明らかに違う表情に、少しだけ安心をもらいました。
朝は、「お腹が痛い」といい、スイカだけしか食べられなかったので、エネルギー不足で早退することも想定していましたが、昼が過ぎ、部活の時間に突入。
電話が鳴らないので、一安心ですが、久々の登校にも関わらず、部活の上がりは夜７時です。
お姉ちゃんの仲良し３人組のママたちに「今日は心配だから迎えにいくね」とLINEしたら「ありがとう。定時には終わらんけん、７時過ぎてから出てね」とのアドバイス通り、少し遅めに家を出発。
腹ペコたちのおやつに、揚げたてのとりの唐揚をプラカップに３人分用意して、迎えにいきました。
まだ明るい通学路に、ニコニコ笑いながらおしゃべりしてる３人を発見！ 良い表情！ よかった！！
ママ「おつかれ～。乗って乗って」
お姉ちゃんとお友だち２人「おじゃましまぁす」「ありがとうございます」「いただきまぁす」
それから、お友だち２人をそれぞれお家に送り届けて、帰宅。
お姉ちゃん「久しぶりに歩いたら、ふくらはぎ痛い」
そりゃいろいろあるよね。
復帰初日からがんばりすぎて、またダウンするのじゃないかとのパパとママの心配をよそに、その翌日も、昨日の土曜も、そして、今朝も元気に通っています。
もう「頭がふわふわする」とはいわなくなりました。
再発しないように、ママはストレスの原因となるものを考えています。
ボクのサイレンのような泣き声に、お姉ちゃんが「気が狂いそう」といっていたことが引っかかっています。
